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自分と社会の適合点を見つける(山口揚平氏 イベントレポート#1)

2021/10/9に開催された「天才から学ぶセッション」のイベントレポートを全3回でお届けいたします。

登壇:山口揚平

第1話:自分と社会の適合点を見つける


学生時代と生立ち


 僕の人生は、どちらかというと”どんどん自由になっていく”というような人生だったと思っています。可能性が広がっていくようなことを目指してきたと思っています。


 物心ついたときは小学校へ行かないといけなかった。中学は荒れていて、でも勉強しないといけない。高校もいわゆる進学校だったんですが、親が行かせたい学校とかあるんですね。それがICU付属高校という学校で、家から3時間かかる距離だったので通いは無理なんじゃないかと思いましたけど、親に行かせたいという希望がありまして受験をしました。ただ、自分はそういうところに行きたいと全く思っていなくて、ユルイ高校へ行きたいと思っていたんです。受験させられたけどICUに興味がない。


なんなら、自分の自由が奪われてしまうんじゃないかと思っていました。自分がしたくないことを世間に合わせる必要はないし、親に騙されたくないと思っていたんです。「親」というのは年齢を重ねていくことによって同調欲求が強くなっていくんですね。社会というものが見えてくるので、社会の中に軸を作って、その軸が自分と離れて行かないように…、と考える。こどもは全くそういう事は考えない。違いがあるわけです。


お金は自由への扉。20のアルバイトから分かったこと


 まぁ、15歳で僕の不良期は終わりまして、そこからバイトを色々やりました。最初はケンタッキー・フライド・チキン(KFC)でやりました。当時僕は陰キャで、KFCは陽キャが集まるバイトなんです。ボウリング大会とかやるような。笑 そこから20くらいのアルバイトをやりました。


昔からお金には着目していたようで、お金=自由への扉、という主観的な意識があってバイトに励んでました。結果的に、いろんなバイトの経験を積んだことで、本当に向いてないことから得意なことまで、よく分かるようになりました。本当に向いていないことは、陽キャ側の接客ですね。





KFCもそうでしたし、リクルートのインターンとかは何がしんどいか分からないくらいとにかくしんどかったです。外交的・社交的な世界だったので向いていなかったです。逆に得意なことは企画畑や調査・内省系のことでした。何か教えてる仕事であれば、陽キャ社会的な塾バイトもある程度できるけど、自分には家庭教師の方が合っている、と分かってきて調整していったんですね。

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